イベントスタッフのバイト体験記
はじめに
スキマ時間を活用できるバイトの一つとして人気なのが「イベントスタッフ」の仕事です。短期間で働けて、時給も比較的高め。ライブやスポーツイベント、展示会など、さまざまな現場を体験できるのが魅力です。
今回は、実際にイベントスタッフとして働いた体験をもとに、仕事内容やメリット・デメリット、注意点などを詳しくご紹介します。
イベントスタッフの仕事内容
イベントスタッフの仕事は、大きく分けて以下のようなものがあります。
- 会場設営・撤去:ステージや客席の準備、装飾の設置など
- 受付・誘導:来場者の案内やチケット確認
- 警備・監視:入場口や会場内での見回り
- 物販・飲食販売:グッズや飲食の販売サポート
- ステージ運営補助:出演者の誘導や機材の準備
私は実際に「ライブイベントの会場スタッフ」として働きました。
バイトの流れ
1. 事前準備と集合 バイト当日は指定の時間に集合し、担当の仕事が割り振られます。事前に仕事内容や注意点の説明があり、初心者でも安心して取り組めます。
私が働いたのは、某有名アーティストのライブイベントでした。朝9時に会場に集合し、リーダーから仕事内容の説明を受けました。スタッフ用のTシャツと腕章を渡され、各自の役割が決まります。私の担当は「来場者の受付と誘導」でした。
2. 会場設営 イベント前の準備作業では、椅子を並べたり、機材を運んだりと体を動かす仕事が中心でした。仲間と協力しながら進めるので、意外と楽しい時間でもあります。
設営作業は想像以上に大変でした。例えば、5000人収容の会場では、客席の椅子を1つ1つ並べる作業だけで1時間以上かかります。また、大型スピーカーや照明機材を運ぶ際は、慎重に動かなければなりません。
3. イベント中の業務 本番では、私は受付・誘導を担当しました。来場者のチケット確認をし、指定の席まで案内する仕事です。多くの人と接するため、コミュニケーション能力が求められます。
受付では、想定以上に混雑することもありました。開場30分前には長蛇の列ができ、焦りながらも一人ひとり丁寧に対応する必要がありました。特に困ったのは、チケットを紛失したお客様への対応です。その場合は上司に報告し、身分証の確認を行ったり、事務所へ案内したりしました。
4. 撤去作業 イベントが終わると、会場を元通りにする作業が待っています。設営と同じく体力を使う仕事ですが、スムーズに進めば早く終わることもあります。
撤去作業では、大量のゴミを分別しながら片付けるのが大変でした。また、スタッフ間でチームワークが重要となり、声を掛け合いながら効率よく進めることが求められます。
イベントスタッフのメリット
- 単発・短期で働ける
- 1日だけの勤務も可能で、好きなタイミングで働ける
- 時給が比較的高め
- 短時間で効率よく稼げる(時給1,200円~1,500円程度が多い)
- いろいろなイベントを体験できる
- ライブやスポーツなど、好きなジャンルの仕事を選べる
- チームワークを学べる
- 同じ目標に向かって動くため、一体感が生まれる
デメリット・注意点
- 体力勝負
- 設営・撤去作業は特にハード。慣れるまでは筋肉痛になることも。
- 待ち時間が長い場合も
- イベントによっては待機時間が発生し、その間はすることがないことも。
- 天候の影響を受ける
- 野外イベントの場合、天候によっては厳しい環境で働くこともある。
体験して感じたこと
イベントスタッフのバイトは、体力的には大変な部分もありますが、その分やりがいも大きい仕事です。特にライブやスポーツイベントでは、会場の熱気を間近で感じることができ、貴重な経験になります。
また、チームで協力する仕事なので、新しい出会いも多く、友達ができやすいのも魅力です。
実際、私もこのバイトを通じて同年代の仲間と知り合い、今でも連絡を取り合っています。また、イベント終了後にはスタッフ同士で打ち上げをすることもあり、楽しい思い出ができました。
まとめ
イベントスタッフのバイトは、
- 短期間でしっかり稼げる
- 様々なイベントを体験できる
- 体力は必要だが、やりがいがある
という特徴があります。
スキマ時間を活用したい方や、新しい経験を積みたい方にはぴったりのバイトです。興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください!

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